私事

ムツじい

2014年10月01日 09:58

御嶽山でお亡くなりになられた方々、お悔やみ申し上げます。

又 行方不明の方々早く見つかるようお祈り申し上げます。

その御嶽山 私も35年前登りました。

私が自分で仕事を始めた次の年でした。

商売が上手く行くようにとのことでお参り方々また高い山には

登ったことがなかったので自分自身への挑戦としてでした。

田の原からの登山です。

真っ暗な中懐中電灯の明かりを頼りに足を踏み出しました。

一緒に行った仲間の中に年の入った男の人がいました。

その方は足が少し不自由でみんなに迷惑をかけると思ったのか

「先に行ってください私は自分のペースで行きますから」と

先達の方の良く知っている方みたいで笑いながら「さあ出発。」と号令。

私たち若いものは先を争うように早足で頂上を目指しました。

始めの内は下り坂で距離が伸びます。

しかしだんだん傾斜がきつくなってくるに従って息が荒くなり小休止!

皆大きな声で「六根清浄 六根清浄」と歌いながら登っていきます。

あまり休んでいると置いて行かれます腰を上げ歩き出します。

ところが今度は最初の半分くらいの時間で小休止。

その次はそのまた半分。

何だよこれ 少し山をなめとったかな。

しまいには5分歩いて10分休みという感じ

9合目の山小屋の手前であの足の不自由な方に抜かれました。

何たること!!

やっとのことで山小屋に 先達の方が私の顔を見てニコニコ笑っています。

一言 「さあ 休んで」

自分の体力の無さ そして若さだけでは世間を渡るのは難しいと感じました

自分より先に山小屋に着いた人はお年寄りばかりでした

ましてや足の不自由な方まで。

ウサギとカメですな。

1時間ほど休みいよいよ剣ヶ峰へ

外は少し明るくなっています頂上を見てびっくりまだかなりあります。

休んだために足が固まったみたい

そして重い重い その足を引きずるようにしてやっと剣ヶ峰頂上

周りを見渡すと見晴らしがいいですなあと。

このくらいしか覚えていません。

それよりもご来光を見ての感動の方が心に染み入っています

帰りはよせばいいのに半分走って田ノ原まで駆け下りました。

そのおかげで1週間くらいまともに歩けませんでした。

その年有史以来の噴火 なんだよ初めて登った始めての高い山なのにという感じでしたね

しかしご来光は素晴らしいですな 

灘の良い日は休みのたんびに見ていますよ遠州灘で。



このころ灘ご機嫌悪いですな。

またお祈りしますか

しずまれ~ しずまれ~と。

    赤いのいつ会えるかねえ。

                     ・・・END・・・。

  
PS 来週また台風ですよ!






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